ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

コペンローブ、岬カフェに行く。

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休日ぶらり千葉シリーズ、私が最強に好きなスポットがここです。岬カフェ。

 

正式名称 : 音楽と珈琲の店 岬

住 所  : 千葉県安房鋸南町元名1

アクセス : 富津保田インターから車で11分

営業時間 : 10:00〜17:00

 

東京方面からだと富津金谷インターの方が近い上に、国道127号線(内房なぎさライン)に合流するときの視界の開け方がハイパー絶景なのですが、岬カフェに入ることだけ考えると絶対に富津保田から行くことをオススメします。

 

入り口が分かりにくい上に、渋滞時は右折で入れず泣きを見ることになるからです。

 

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画像は、富津保田から北上していった場合の左折ポイント。Key Coffeeの看板が目印です。


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アイスコーヒー(550円)とピザトースト(500円)。休日、奇跡が起こって「普通に出勤するのと大して変わらない時間に起きたな」というときには、ふらりとここまで走って遅めの朝食を摂るのがよいです。


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ベランダ席もあります。おやつ時ならバナナアイスがオススメです。ブレンド(500円)とバナナアイス(400円)。フレーク入り。


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放心します。波音を聴いて水面を眺めてるだけで小一時間はすっ飛んでいく。

 

わりと客足は絶えないものの、ソロのライダーさんか、せいぜいが2人組のカップルご夫婦くらいなので、いっぱいで入らなかったことは今のところありません。

 

館山自動車道が夕方わりと混むので、連休に来ると帰りが遅くなりかねませんが、関東近郊の方はツーリングがてら行ってみるのはいかがでしょう。


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※写真は往路途中、市原サービスエリアで遭遇した人相の悪い猫

 

 

番外編として、ガッツリ昼食を食べたい時のオススメスポットがこちら。漁師料理かなやです。

 

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岬カフェから数キロ北上したところにある道の駅じみた休憩スポットで、お土産処や、日帰り温泉『海辺の湯』も併設されています。ここの海鮮料理が、量が多く大体うまいです。

 

やたら広いので、多少混んでいても飯にありつける点もありがたい。どれだけうまくても店まで入れないと食えないですからね…。


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房総名物なめろう丼。さっぱりしたものが食べたい時はオススメです。なめろうが千葉名物であることを最近認識しました。

 

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アジフライ。やたら高いやつが二枚。これだけでかなり腹が膨れます。肉厚でまいうーです。


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画像は異常独身男性3人組で訪れたときのもの。岬カフェ→かなやでアジフライ→富津岬で放心のコンボツアーは気に入ってもらえたみたいで安心しました。このツーリングも追ってエントリに上げたいところです。

コペンローブ、鋸山に行く。


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海あり、山あり、キャンプ場あり。魚も水も野菜もラーメンもうまい。関東エリアの魔境、千葉県。

 

個人的に生まれが千葉ということもあり、愛着も一塩です。休みの日にどこに行こうか悩んだら大体千葉に行っています。食べるものにも困らないですし(大体富津でアジフライか竹岡ラーメンを食ってる)。

 

そんな千葉における個人的最強の景勝地がここ、鋸山です。

 

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こんな感じ。長年の石切で出来上がった、断崖絶壁の体現みたいな山です。

 

鋸山。正式名称は乾坤山。標高392.4m。曹洞宗の寺院、日本寺を抱く、日本百低山の一つです。

 

日本寺は聖武天皇の時代、725年に開山されたとあるので、結構歴史のある山寺のようです。採石が盛んに行われていたのは江戸時代〜昭和にかけてで、靖国神社やら早稲田大学やらに使われたとか。

 

自然保護及び安価な外国産石材の流入により、1985年に採石は終了。現在は観光地として、週末は結構な観光客を受け入れているようです(何度か行きましたが山頂はいつもそこそこ混んでる)。

 

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内房を走る国道127号線、通称内房なぎさラインから小道に逸れ、麓の有料駐車場に停め、徒歩でつらつらと登ります。


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しばらくノーマルな登山道を進むと、この山独特の景観が現れ出します。よくまあこんな綺麗に切り出せるもんだ…。


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てっぺんが覗けます。


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富津館山道が見下ろせる。いつもあそこを走ってると思うと不思議な気持ちです。

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日本寺の境内入り口。拝観料は700円。


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北口から入ると百尺観音が出迎えてくれます。でけえ。


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山頂展望台に向かいます。


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名物、地獄のぞき。高所恐怖症の方は厳しいかもしれません。

 

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なんせ立つのがここです。こうして外から見ると中々身が縮む思いがしますね…。


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境内はそれなりの時間をかけて巡れる広さで、半日くらい楽しめると思います。大仏はちょっと笑えるデカさなので、時間があれば是非見ていっていただきたい。この日はそんなに余裕がなかったので、地獄のぞきだけ済ませて退散します。


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マムシ注意。


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7月ですが紫陽花がまだ咲き残ってました。綺麗です。

 


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麓の笹生精肉店でおやつ。ハムカツ、1つ120円也。まいうーです。

 

ついでに、時間があれば近くに絶景海沿いのカフェがあるのでぜひとも寄っていただきたい。岬カフェ。次のエントリで紹介します。


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続きます。

録音後記『Cynthia / hurryharryhurry』

全部自分で録ってみようシリーズ、5曲目。「久しぶりにちゃんとアコギを録りたいな」と思って作った、レギュラーチューニングのソロギター曲です。

 

 

2020年11月3日録音。マイク録り。トラックはアコギ2本のみですが、DAW上でソロにディレイをかけたので都合3トラックを使ってます。

 

左トラックがMartin 000-18、後半から入ってくる右トラックのソロフレーズがLowden F-32Cです。マイクはFocusrite Scarlett CM25(コンデンサマイク)、インターフェースは毎度毎度のFocusrite Scarlett 2i2です。

 

元々がソロギターから入った人間なので、トラックを作り始めたときから「牧歌的なアコースティックを一曲やりたい」とはずーっと思っていまして…。北米っぽい、Candy Ratレーベルにありそうな雰囲気にできればと、去年くらいからポロポロと弾いていたネタを、今回気合で曲に仕立て上げました。

 

トップ絵は8月にツーリングで行った、熊本県阿蘇山大観峰の景観です。高原っぽいイメージだったので使用しました。この景観ほんとに絶景だったな…。

 

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ソロギター界で私のアイドルといえば、Andy Mckee、Don Ross、Craig D'Andreaの御三家です。


大学でクラギのアンサンブルサークルに入り、そこで何故かクラシックギタリストより先にDon Rossを知り、それがちょうどAndy MckeeがDriftingのYoutube動画でバズり始めた時期でした。

 


Acoustic Nation Presents: Andy McKee "Mythmaker" Live

 

※Driftingはあまりに有名なので最近の曲を。タイトルがそのまんま神話作家です。アルバムジャケットも羽根ペンとインクと羊皮紙という。本人も作風を意識しているのかもしれません。


Andyはわりとファンタジックな曲を作る印象があって、他のジャンルにはない、ファンタジックな曲調が多いことからCandy Ratレコード界隈のソロギターが好きになったのですが、最終的に一番好みだったのは、Craig D'Andreaでした。

 


Craig D'Andrea - In with the Purple and out with the Blue


すごい曲調が牧歌的なんですよねこの人。


ソロギターは、アメリカンルーツミュージックになるか、幻想的になるか、歌謡曲になるかの極端な傾向が強いと思うんですが、Craigは前者2つのバランスがいいように思います。和音の美しさはあるけれど、素朴で牧歌的。1stのCrazy is Catchingと、2ndのGetting Used To Isolationのアルバムジャケットまんまの曲調です。


チューニングは結構エゲツないのを使っているものの、コードはレギュラーチューニングで追えるものが多くて、「自分でもこういうの弾きたいなあ」とずっと思っていました。前作ったPastoralはCraigをパクるつもりで作ったのですがアレはわりと聴くとわかるんじゃないかと思います。


今回の曲がCraigっぽいかはともかくとして、「素朴で若干のアメリカーナを感じるけど和音感があるやつ」というイメージは踏襲できた気がしています。


そんなわけで、素朴感を重視しようとフォーキー寄りなMartinでメインフレーズを弾くことにしました。大層気に入っています。イコライジングでもうちょっとハイを効かせてもよかったとは思っていますが…。

 

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※録音完了後の記念写真。2本録る場合は大体伴奏がMartin、ソロがLowdenです。

 


ソロギターにギターソロを入れるのはDon Rossのパクリです。

 


Don Ross - Jesse Helms' Night in Havana - www.candyrat.com


あの人はソロギター中にギター1本でアドリブを入れてくるので私の20倍くらいヤバいことをやっていますが…。Thin Airや、Jesse Helms' Night in Havanaなんかがそうですよね。

 

ソロにはディレイをかけてみましたが、重くなり過ぎず、華やかになってくれたのでよかったです。Lowdenちゃん、生音のリバーブ感も強い上に空間系エフェクトのノリもよいという。恐ろしい子…!

 

 

シンセパットが幅を利かせたクリーントーンのギタートラックが多かったので、気色の違った曲が出来て満足しています。

 

 

タイトルはいい加減まんまなタイトルよりボカして使おうとこの名前にしましたが、ツイートで全部吐いているので本末転倒です。しあわせイエローさんには笑顔で高原を駆け回っていただきたい。

録音後記『Miolion / hurryharryhurry』

全部自分で録ってみようシリーズ、4曲目。シンセオンリーのエレクトロニカです。

 

今まで曲を上げても「修作だから!」「ギター練習のバックトラックだから!!」「作曲って程じゃないから!!!」などと誤魔化してきましたが、こいつはギターも何も入ってません。いよいよ言い訳が効かなくなってきました。

 

 
ビートメーカー・ヒップホップ界隈に足を突っ込み始めてからずっと気になっていたシンセ打ち込み主体の曲ですが、いざ作ろうと思ったきっかけは、アクアライン海ほたるのパーキングで流れていた謎BGMです。
 
たまに街中で耳にすることがあると思うんですが、プラネタリウムとか、子供向けの科学番組とか、理科の授業の教材VTRとかで流れてそうな、ふわふわキラキラしたBGM。アレです。小学生の頃を思い出すのか、無性に好きなんですよね科学VTRエレクトロニカ…。
 
ハイが丸まった高音のアルペジオが、ゆったりとループしているような曲。あんな感じのが海ほたるのトイレで流れてまして、思わずボイスメモで録音。周囲に誰もいなくてよかったです。そいつをたまーに聴き返しながら「こんなん作りたいなあ」と漠然と思っていました。
 
で、早く帰ることができた平日の夜。何ともなしにDAWを起動し、MIDIキーボードで適当なスケールをぶっ叩いていたらメインのフレーズが出来たので、そこにアレコレ足していって完成しました。
 
20時くらいに作業を開始し、完成して投稿したのが26時。翌日死にそうになりながら仕事していたのをよく覚えています。
 
2020年10月16日録音。ハード機材は、ノートPCにUSB接続したKORG microKEY-25のみ。音源は全部Ableton Live内臓のシンセパッドで、5トラック使用。思い返すと結構ミニマムな曲だと思います。トップ画像は今年の5月頃に九十九里浜で放心していたときに撮った写真です。気に入っています。マジックタイムっていうんでしょうか。グラデーションがきれいでありました。

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※はしゃぎまくる謎の子供たち
 
 
少しはフックを効かせようと入れ込んだせめてもの工夫が、①変拍子にしたこと、②音の跳躍幅を広くしたことです。
 
4/4→4/4→2/4でワンループ。これも変拍子というのかは自信がありませんが…。
 
音の跳躍については、例の海ほたるで耳にした謎BGMのメインフレーズもそうですが、科学教材VTRっぽいエレクトロニカの特徴を自分なりに分析したところ、『メインアルペジオの音の飛び幅が広い』ことだと感じました。
 
『ギターだとその音からその音の高さまで飛ばないよね』くらいに跳躍させると、打ち込みっぽさが出る気がします。こういうのやると鍵盤数の多いMIDIキーボードがほしくなりますね…。
 
で、ループの飽きが来ないようにフレーズをこねくり回していて、気に入ったフレーズを聴き返してみたら最後の小節が2/4になっていました。
 
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 使用したトラック。
 
使った音源は今までの曲とほぼ同じですが、パラメーターをいじると割と音色が変わるので今回結構いじくりまわしました。
 
3,4トラックは例によってマリンバアルペジエーターで鳴らしているんですが、今回は①ダウンとアップを別トラックで順番に鳴らして、②若干スウィングさせてみました。②のおかげでちょっと有機っぽくなった気がします。
 
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エレクトロニカといえばKettelI am Robot and Proudが好きなんですが、わりと後者っぽいファニーな音になったなあと思ってます。今度はもうちょっと速いビートも作ってみたいな。
 
 ◇
 

 
毎度トラックが出来上がってからタイトルを考えるんですが、今回も例によってハニーハニー秋葉原店のメイドさんから(勝手に)拝借してます。
 
みおりちゃん。夏に沖縄フェアでオリオンビールが飲めたときに、友達と「みおりおんシグネチャービールじゃん」などとのたまっていたことを思い出して拝借しました。化学っぽいタイトルで気に入っています。

コペンローブ、若洲海浜公園に行く。

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都内及び近郊、お気に入りドライブスポット紹介です。江東区東京ゲートブリッジを臨む若洲海浜公園であります。


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ご覧の通りメインの用途は釣りのようで、人工防波堤で釣りが出来ます。入場無料。サビキを投げてアジを釣ってる人が多い。

 

21時以降、防波堤内には入場できなくなりますが、公園自体は24時間入ることが出来ます。何より嬉しいのは、駐車場が普通車一律500円であることです。

 

よく深夜にふらりと行って、海とゲートブリッジと、結構な頻度で上空を通過する飛行機を眺めて、放心して帰ってきます。


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※数分に一回は通過する飛行機

 

元々がゴミの埋立地だった場所に、1990年、東京都の整備で完成。キャンプ場も併設されています。

 

管理者は東京都港湾局でしたが、2006年にはキャンプ場と後述の公園エリア等、一部が江東区に移管されて『江東区若洲公園』に分離。最終的には、若洲海浜公園若洲公園も、指定管理者制度によって、東京港埠頭株式会社(当初は財団法人東京港埠頭公社)が管理代行となったようです。


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隣接する若洲公園。こっちは子供も遊べる遊具がある普通の公園です。


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風車。デカイです。高さ100m。ドイツのノルデックス社製。真下でぶんぶん回転するブレードを眺められるので見ていて飽きません。


 

最初に書いたように、休日の昼なんかも良いですが、ここは夜来て放心するのが楽しいです。


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若洲昇降タワー。ゲートブリッジの歩道に上がれます。一回500円。

 

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アイスが売ってます。


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ゲートブリッジと猫と夜景。岩場に野良猫が大量に住み着いているとウィキペディアにあります。

 

東京ゲートブリッジは、2007年着工〜2012年竣工。施工会社は五洋建設、宮地エンジニアリング株式会社、日立造船株式会社、川田工業株式会社。

 

羽田空港離着陸の飛行機への影響で架橋の高さに制限があること、桁下も東京港第三航路の船舶航行を確保する必要があること、軟弱な粘性土層であることなど、設計は苦労を極めたようです。

 

建設中も、航路の閉鎖に時間制限がある為、34時間という限られた時間内でブロックを架設するなど、調べればエピソードに事欠きません。これ現場代理人さん胃が痛かっただろうな…。下記の記事に詳しいです。

 

〈建設の匠〉

https://kensetsutenshokunavi.jp/kensetsu-takumi/collection/tatecore06/

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対岸の工場夜景が眺められるので長時間いて飽きません。これはどの辺だったか…。

 

東京の湾岸エリアは暁ふ頭公園をはじめ、京浜島つばさ公園、潮風公園など、ふらっと寄って放心できる公園が多くて気に入ってます。若洲海浜公園は一度年始に行って初日の出を眺めたことがあります。また行きたい。

 

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※2019年1月1日、微妙に曇りであった初日の出。これはこれで趣があった気もします

コペンローブ、本栖湖にキャンプに行く。その2。

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本栖湖の湖岸に椅子を引っ張り出し、ビール片手につらつらと放心していたら、いつの間にか陽が暮れていました。テントに戻って宴を開始します。


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本日の夕飯です。

 

普段はウィンナーラーメンなんですが、残念ながらコンビニに置いてなかったのでセブンの厚切りベーコンを代替採用しました。ちびちびと焼いてつまみにします。

 

 

ジュージューいう。結構油が出るし旨味も強いです。ビールが進む。これはいいぞ…。

 

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サッポロ一番を朝食用に温存し、チキンラーメンを投下します。スープを入れる工程が1つ省ける、ゴミが一個減るとキャンパーに優しいインスタント。久しぶりに食べましたがまいうーでした。

 

 

私のクッカー、ユニフレームの山クッカー角型ってやつなんですが、スクエアタイプでインスタントラーメンがそのままぶち込めるやつなので、大変に愛用してます。ラーメン好きでクッカー探してる方はぜひに。下のやつです。モンベルに行けば大体売ってます。

 

UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3 No.667705

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焼きベーコンをイン。キャンプ飯はビールとこういうので十二分に楽しめます。

 

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夜が更けていく。夜間は暇なのでヘッドライトで最近一推し漫画を読み散らかしてチルアウトします。そのビスクドールは恋をする。まりんちゃん可愛いよまりんちゃん。

 

 

6:30、起床。

 

夕飯時も明け方もパラパラと雨が降っていましたが、タープのおかげで快適に食事にありつけました。買ってよかった…。


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朝飯です。インスタントラーメンの王、天下のサッポロ一番塩ラーメン。


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インスタントは醤油派なんですが、たまに食べるとやっぱりうまいですねこれ…。カレー粉の風味が効いてる。

 

テントだけ早々に片付け、タープと椅子とテーブルだけ残して、小雨がパラつく中コーヒーをしばき倒して時間を潰し、本日のメインイベントに向かいます。

 


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吉田のうどん。

 

ほうとうが猛威を振るう山梨県にて、吉田市近隣に勢力を維持する郷土料理です。

 

暴力的なまでのコシ、太さ、硬さを持つ小麦粉の権化みたいなうどんで、噛んだ瞬間に変な笑いがこみ上げてきます。煮干しベースのつゆが染みていて、前述の太さとコシのおかげか麺の旨味も激烈であり、控えめにいって最高です。今まで食べたうどんで一番うまかった。

 

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食べた店は『手打ちうどんムサシ』。河口湖インターを降り、富士急ハイランドを左手に見ながら数分ほど走って一本路地に入るととあります。駐車場あり。結構な人気店らしく、13:00頃にはスープがなくなって閉めてしまうことが多いようです。

 

具は甘く煮た馬肉とキャベツ。天ぷらがおいしいらしいですが売り切れでした。これだけの為に河口湖まで来てもいいレベル。また食べにこよう…。


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※並んでる間に表示された売り切れの張り紙。あと数分、出発を億劫がってダラダラしてたら食い損ねていた…。

 

一体どうして柔らかい麺のほうとうと、小麦粉の暴力みたいな吉田のうどんが、一部エリアとはいえ同じ県に両立しているのか。調べてみたところ経歴が結構おもしろかったです。

 

元々、日常食である小麦粉少なめのほうとうと、ハレの日やもてなしの食事だった小麦粉たっぷりのうどんは食べ物として区別されており、後者は富士山の参詣者向けに振る舞われていたそうです。吉田のうどんの店舗の多くが一般家庭を改装したようなものが多く、昼間しかやっていないところが散見されるのは、どうやらこの名残だそうです。一般家庭が観光客向けに昼だけうどんを振る舞っていたとか。

 

で。江戸時代から富士吉田では養蚕や機織が基幹産業として発達し(土地が標高が高く寒冷な為に耕作に向かないらしい)、「織物仕事をする女性の為に男性が作った」うどんが、男性作のせいかやたらめったらボリューミーでコシのあるうどんになっていったとか。

 

『ハレの日向けの小麦粉の暴力うどんから派生した、腹持ちを重視した野郎作のうどん』というのが吉田のうどんの由来だそうです。こんなん機織の女性が仕事の合間に食えるのか、甚だ疑問ではありましたが…ともあれうまさは保証します。皆さん富士吉田に行くことがありましたらぜひともムサシへどうぞ。

 

 

一通りの目的は果たしたので、後はお土産を物色して退散します。

 

道の駅なるさわで買った山梨銘菓、信玄餅と、信玄桃。

 

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信玄桃、件の吉田のうどんムサシを教えてくれた方が大の桃好きとのことで、桃系のお土産を物色していたところで発見しました。自分用にも一つ買いましたが食べ応えがあってうまかったです。


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見た目は完全に桃です。

 

ついでに寄った、道の駅富士吉田。モンベルが併設されている、ビアテラスがある、レーダードームが見えると、ツーリング野郎のテンションぶち上がりポイント盛りだくさんな道の駅でした。

 

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※レーダードーム。富士山頂で35年間実際に動いていた気象レーダーの実物を移植した市立科学館らしいです。次は寄りたい。


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中央道の藤野パーキングで夕飯。久しぶりにモスバーガー食べました。ハンバーガーの袋、ガサガサ感がいいですよね。


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山梨に行ったせいで桃欲が高まったのでネクター。たまに飲むとうまい。

 

「すぐ近くの忍野八景もよいよ」と会社の人にオススメされたので、富士吉田を軸にあちこち巡りにまた行こうと思います。サンキュー山梨県

コペンローブ、本栖湖にキャンプに行く。その1。

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鹿児島の先っちょでし損ねたリベンジとしてキャンプに行こう行こうと思っていたところ、四連休の予定がすっぽり空いていたので決行いたしました。

 

目的地は富士五湖。2017年に新山さんと行った西湖が目的地です。

 

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20時過ぎ。出発前のガソリンスタンドにて。毎度のことながら、こんときが一番テンションが上がります。夜のガソスタのモラトラアム感は異常です。

 

この日珍しく夜出発だったのは、本出発前に装備品の買い足しがあったからです。


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サンキューモンベルのくま。

 

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某所のシーシャバーでチルアウトし(サンキューバニーパレス新橋店)、


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久しぶりに都心からC1に上がります。金曜夜のC1、夜景がきれいで好きなんですよね。


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4号から中央道に入るのもいつ以来だろうか。渋谷港北間の3号とはまた違った東京間がありますね。中央フリーウェイ的な。

 

石川パーキングにて。4連休ということもあり『休み感』を味わおうと車中泊を敢行し、

 

………

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爆睡を経て西湖に向かったところ満員でした。

 

やむを得ず、混んでるだろうと敬遠していたゆるキャン△の聖地、本栖湖に到着。混んではいましたがキャンプ場のキャパがそれを上回っており、無事設営できました。ガチ聖地である浩庵キャンプ場は閉鎖されていたので、その対岸のキャンプ場に陣取ります。

 

新兵器はタープであります。


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設営後の様子。

 

この四連休、やったら天気が悪いと予報が出ていたので、いっそ予定を変えて引きこもるかとも思ったんですが、脳内のしまりんが呟きました。「雨が降るならタープを買えばいいじゃない」と。

 

佐多岬の豪雨から、タープさえあれば多少の雨でも飯は食えるし本も読めると思い至り、買おう買おうと思っていました。自分の性格上、装備の買い足しは思い立ったが吉日です。ここで買わないと買いません。買えば行動選択が広がります。行くしかねえと判断。

 

結果として少しの通り雨には見舞われましたが、タープのおかげで何のダメージもありませんでした。サンキューモンベルのミニタープHX…。

 

モンベル(mont-bell) タープ ミニタープHX ダークフォレスト 1122474-DKFO


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設営も無事済んだので食事と風呂と散策に出ます。しまりん、本栖湖だよ…。


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コペン本栖湖


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遅めの昼飯。旅行先って無性に蕎麦食いたくなりません?食べ応えあるのに重くなり過ぎないからだろうか。


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西湖キャンプでもお世話になったいずみの湯で汗を流します。説明書を読み違え狂ったおかげでタープの設営に小一時間かかったので(理解してからなら5分かからない)汗だくです。ラベンダーの湯が気持ちよかった…。


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食料も買い込んで、あとはもう飲んで食って寝るだけです。湖畔に椅子を持ち出して、ビール缶片手に小一時間放心します。


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キャンプ、設営して風呂入って飯食ってをやっていると意外と時間を食うので、どれだけ放心する時間を作れるかが勝負なんですが、この日はこの時間がホントに楽しかったな…。

 

続きます。