ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

録音後記『Wait For The Day To Break / rucastudio』

3020 SOULSのピアノボーカル、rucaさんとやった1曲目です。

 

 

2019年7月の録音。マイク録り。


マイクはFocusrite Scarlett CM25、インターフェースはFocusrite Scarlett 2i2、アンプはFender Super Champ X2。ギターはストラトのフロントで、Aqua Pussのディレイとアンプのリバーブを深めにかけてます。DAWソフト側では何もしていません。


rucaさんとはこの後立て続けに3曲やることになるのですが、そのトライアル的な曲です。仮タイトルは『EDM』。

 

The Lightが完成した直後、rucaさんからの「ギターを主体にした下記のような曲がやりたいのだがネタがあれば一緒にやらないか」というお誘いに二つ返事で了承。普段あまりやらないアルペジオフレーズをこねくり回し、録音して送ったところ、即座に曲になって帰ってきました。思えば「ネタを送ったら曲になって帰ってきた」体験のこれが最初かもしれません。

 

加えて思い返せば、録音した日は海の日を交えた三連休の中日であり、夏風邪を引いて朦朧とする中、遠出の予定がオジャンになった悲しみを込めて弾いた記憶があります。おかげで気持ちだけはこもっています。

 


SLANDER & Said the Sky - Potions (ft. JT Roach) [Official Music Video]


元ネタとギターのやってることほぼ同じじゃんと思われるかもしれませんが、私もぶっちゃけそう思います。まんま過ぎるのもどうかとは思いましたが、宅録に手を出して間もないこともあり、とりあえず録ったものは形にしてしまおうと自分の中でゴーサインを出すことにしました。ちなみに2カポです。


送られてきた仮歌を聴いて、歌がかなり低そうだったので「キー上げて録り直しましょうか」と申し出たのですが、rucaさんからはこのまま行くとの返事。本チャンを聴いて、さすがだなと感じ入りました。この低い帯域でもピッチを安定して歌っているという。これがボーカリストか…。

 

ギター以外の音は全部rucaさんですが、打ち込みはこれがほぼ初めてだそうです。私も早いとこMIDI打ち込みに慣れたいところです…。


お互いの呼吸合わせのような曲ですが、「そう展開するのか」という意外さと、サビの歌メロのキャッチーさもあって個人的に気に入っています。毎度思いますがrucaさん、メロディーメイカーですよね。

 

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アルペジオ、普段自分じゃあまり弾かないので、たまには使っていきたいと思います。