ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

2年乗った上でコペンローブを考えてみる。その1。

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コペンローブが納車されてから、間も無く2年が経過します。

 

思えばあちこち出かけたものです。普段の買い物や、練習への足にも使いましたし、長期の旅行にも使いました。走行シチュエーションも一通り経験し、こないだは念願だった北海道キャンプツーリングにも行ってきました。

 

さらにはこの2年間、他の車にも結構乗らせてもらいました。

 

新山のシルビア、土井さんのインプレッサ、安藤のアウディA3、課長の初代アウトランダー、ぶつけられた際の代車として乗っていたCVTヴィッツ、川崎が去年買ったミラココアなど。それなりにいろいろな車に乗ってみると、やっぱりコペンに感じるものも出てくるものです。

 

一通りのシチュエーションで使い倒し、他車との比較が出来るようになった今、改めてコペンローブを振り返ってみたいと思います。

 

<主要諸元 (コペンローブ5MT)>

 

エンジン:KF型 658cc 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ

ボディサイズ:全長 3,395 × 全幅 1,475× 全高 1,280mm

ホイールベース:2,230mm

トレッド:前/後 1,310/1,295mm

タイヤサイズ:165/50/R16

車重:870kg

最高出力:64ps(47kW)/6400rpm

最大トルク:9.4kg・m(92N・m)/3,200rpm

変速比:(1~5/後退)3.181/1.842/1.250/0.916/0.750/3.142

最終減速比:5.545

 

結論から言って、私にとってコペンローブのネガは下記の2つだけです。

 

①高速道路の長距離巡航がつらい
②エクステリアが子供っぽい

 

これさえ除けば、ほぼ満足して乗っています。必要十分に軽快だし、屋根は開くし、維持費も安いです。屋根さえ閉めれば荷物も載ります。もし2年前に戻ったとしても、同じくコペンを買っていると思います。…NDロードスター発売時期を知ってたら1年待ったかもしれませんが…やっぱり我慢できずコペンを買っていた可能性の方が高いです。

 

ただ、不満点は不満点です。ので、先に気になっている部分をはっきりさせてしまおうと思います。

 

①高速長距離巡航がつらい

 

これはもうギア比の問題だと思います。最終減速比5.5は伊達じゃない。100km/h巡航時で約3,800rpmと結構な高回転になります。ガーガーとやかましいです。

 

ギア比は、1速から3.181、1.842、1.250、0.916、0.750。タイヤは扁平率50の16インチ。

 

勉強中でまだよく分かっていないのですが、ファイナル5.5、5速のトータルギア比3.85という数値を他の16インチ車と比べてみると、ああ、ローギアードなんだなということは何となく分かります(同じ16インチで、7速ある安藤のアウディA3の5速トータルギア比が3.79。7速トータルギア比は2.56)。高速巡航時は、エンジン音もそうですけど、タコメーターを見てると4,000rpm近くを指しっぱなしで、車が頑張って走ってる感が見え見えで結構疲れます。

 

さらに辛いのは、5速MTを選択した場合、フットレストがないことです。

 

運転中の姿勢に気を使うようになった最近、フットレストの有り難みを実感してます。左足はクラッチペダルの真下に置いている状態なのですが、こうすると左足が立って、右足は伸ばした姿勢になり、何時間も運転してると結構疲れます。

 

 

②エクステリアが子供っぽい

 

ちょっと派手だよなあとは毎度思います。ミニと同じく、身近に置いてあるとちょっとワクワクするおもちゃみたいな、ゴロゴロした見た目してるよなと。

 

その辺りは承知の上で買ったのですが、いい加減30歳も近くなり、着る服、身に付けるものを落ち着いたものにブラッシュアップしていってみると、我ながらなかなかファンキーなデザインの車に乗ってるなと思うようになりました。

 

もうちょっと落ち着いた色合いの、装飾の少ない、スラッとした、滑らかなボディラインを持った車に嗜好が移ってきています。

 

また、インテリアは概ね気に入っていますが、Aピラーのゴム材貼り付けがやたら雑なところだけ、たまーに目に付きます。

 

 ◇

 

もしコペンからの買い替えを検討する場合、この辺りを解消できる車を探していくことになるでしょう。

 

つづく。