ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

アルピナ、車検を受ける。

我が愛しのBMW ALPINA B3 biturboにも、とうとう車検の季節が到来しました。 ※車検の為にショップに持ち込まれたB3。心持ちか落ち着かない様子、かどうかはともかくとして、オーナーは当然にドッキドキである。 車としては9年目、走行距離89,482kmでの車検で…

アルピナ、故障する。その4(パンク・ホイール破損)。

アルピナ故障記その4です。 連続故障のうち、自己最高額である35万円を叩き出した大物です。これをもって、しばらく故障の悩みから解放された生活を送りたいと心底願いながら本記事を掲載いたします。 ◇ BMW関連ショップでアルピナの購入を検討しているとき…

アルピナ、故障する。その3(エアコン謎異音)。

アルピナ故障記その3、今回は短いです。 というのも、今回のこの『エアコンからの謎異音』問題、今に至っても解消されておらず、ショップの言葉を借りるに「故障というより解決方法がないに等しい不具合」といえるからです。 いわゆる『持病』というやつでし…

アルピナ、故障する。その2(電動ファン)。

アルピナ故障記その2です。 ※写真は新潟の田園地帯に悠然と佇むB3。このときの私は知る由もありませんが、この時点ですでに電動ファンが故障しています。 というわけで今回のトラブルは車の鬼門、冷却系です。 ゴリゴリに高出力・大トルク化されたF30型B3の…

梁井、代車に乗る(BMW 530i E61型)。

張り切って一週間の夏休みを取ったにも関わらず、キャンプ道具を満載して出発したその初日に車がぶっ壊れたこともあって、ショップからは(不可抗力ではありますが)慰謝の言葉と、ありがたいことに早急な代車手配をいただきました。 E型世代最後の5シリーズツ…

アルピナ、故障する。その1(チャージパイプ破損)。

B3について大事なことをまだ書き記していませんでした。怒涛の故障ラッシュについてです。 納車から半年。故障箇所は4つ。①ターボチャージパイプの破損、②電動ファンの物理的故障、③エアコンからの異音、④道路陥没によるホイール損傷とエア漏れで、総修理費…

半年所感 / BMW ALPINA B3 Biturbo Limousine F30

「ストラトキャスター」と呟くだけで元気の出る人間でしたが、最近は「直列6気筒」と呟くことでも興奮できるようになりました。梁井です。 加えて、度重なるトラブルによって、F30型の「ピコーン」という警告音がトラウマになりかけてもいます。 画像は電動…

梁井・新山、アルピナを買う。その3。

購入記その3です。 ※新潟にキャンプに行ったB3の図。後で知ったのですがこのとき既に電動ファンが破損しています 「いつの間にかマニュアルのB3が出てるな」と思ってはいました。 さらに言えば、それを見て「ツーリング主体ならMよりアルピナの方が合ってる…

梁井・新山、アルピナを買う。その2。

購入記その2です。 ※写真は「今何でもいいから一台選べ」と言われたら間違いなく手を伸ばすレクサスIS500 仕事で大事なことは「最初の一手にはさっさと着手すること」で、それが資料作成ならファイルを立ち上げて名前をつけて保存する、調べものならググるか…

梁井・新山、アルピナを買う。その1。

購入記です。 「あのM3、まだ売れてないみたいだよ」「へえ」という会話を交わしたことが、記憶を遡る限り、『アルピナを買う』という暴挙に至った一番最初のきっかけであったと思われます。 2022年6月19日、友人・新山のサファリに乗って、栃木県小山市に蕎…

BMW ALPINA B3 3.3 Limousine E46。

私のB3・F30型が絶賛入院中でありまして(詳細は後日別エントリで述べたいと思います)、暇と悲しみを紛らわす為、今回は同日に納車された新山氏の新たな愛車、B3・E46型について記したいと思います。 ◯ BMW ALPINA B3 3.3 Limousine E46 (2002年式6MT) エンジ…

BMW ALPINA B3 Biturbo Limousine (F30)

コペンローブが慎ましやかやに鎮座していた駐車場には今、でけえウルフドッグみたいな車が停まっています。 犬の名は、BMW ALPINA B3 Biturbo Limousine。 最高出力410馬力、最大トルク61kg-m。「おまえは一昔前の911ターボか?」と言わんばかりの動力性能を…

新山さん、キング・オブ・オフローダーに乗る(日産サファリ)。

日産サファリ。 昨今のSUVブームとは一線を介する、道なき道を突っ走らんばかりの走破性と耐久性を誇り、日本国内での販売がなくなった今日においても、世界の紛争地帯や砂漠の悪路を縦横無尽に走り回る、日産のフラッグシップクロスカントリー車。 2016年夏…

新山さん、黒塗りの高級車を買う(日産 フーガ 370GT Type-S)。

シルビアとの涙の別れを経た新山さんが、新たな愛車として選んだ車がこちらです。 ◯日産 フーガ 370GT Type-S Y51後期型(2015年式7AT) エンジン:VQ37VHR型 V型6気筒 DOHC 3,696cc(NA) ボディサイズ:全長 4,980 × 全幅 1,845 × 全高 1,500 mm ホイールベース:…

新山さん、シルビアを降りる。

私のコペン乗り換えに1年先んじて、新山さんが約10年間乗り続けたシルビアを降りました。2021年8月のことです。 思えばこれが、その後に続く紆余曲折のすべての始まりであって、私がコペンを乗り換えるに至った経緯の1つでもあります。ある意味ではコペンよ…

梁井、コペンローブを降りる。

このたび、車を買い替えることになりました。 2015年の夏にコペンローブが納車されてから、約8年。走行距離は78,000kmちょい。思えばこの車で、北海道の宗谷岬から鹿児島の先っちょまで、あちこちよく走ったものです。その他、東北、北陸、信州、四国、山陰…

次に乗りたい車を物色する(BMW M235i)。

SLK55 AMGを買って以来、すっかりV8を讃えるマッドマックスの民になってしまった我が友人、ぽりぽりに触発され、大排気量FR車に目が行くようになってしばらく。 現実的な価格帯で手に入れられるハイパワー中古車を物色したところ、IS-Fに続いて、2台目に出て…

新山さん、増車する(スバル・サンバーディアスワゴン)。その2。

よく晴れた祝日の昼下がり。サンバーディアスワゴンが、国道をギシギシ軋みながら走っていきます。 やたらと風の強い日で、トールタイプのボディーが横風でぐらぐらと揺さぶられます。左折待ちの信号で思わず呟く私。 「全高いくつだっけ、この車」 「1,900m…

新山さん、増車する(スバル・サンバーディアスワゴン)。その1。

S15シルビアのオーテックバージョンという珍車を駆り、早10年ちょい。 次なる車に、『余裕で車中泊が出来る』『雪道にガンガン突っ込める』『超長距離をゆったり走れる』などの要素を求めて、数々の車を見てきた、我が友人の新山さん(求めていると言いながら…

次に乗りたい車を物色する(レクサスIS-F)。

※グランツーリスモ6にて、筑波サーキットを走る初代IS-F君 最近友人がAMGのSLKを買いまして。 ※我が友人、通称ぽりぽりの愛車、メルセデス・ベンツ SLK55 AMG。5.5リッターNAのFRオープンカーです。 一報を受けたときは「何考えてんだこいつ」と思ったもので…

コペンローブ、屋根が開かなくなる。

先日コペンの屋根が開かなくなりました。 半泣きになりながら何とかその場で直すことができたので、事の経緯を記録しておきます。同様のトラブルが起こった人がすぐに対処できますよう…。 ◇ コペンローブのトランク、人に見せると「こんな広いの!?」と驚か…

次に乗りたい車を物色する(ファンキー枠)。

気持ちをぶち上げたいので、先にファンキー枠を挙げていきます。 買えるとか買えないとかでなく、ロマンと憧れとギリギリの現実感で選んでいます。この辺のどれかを私が買った場合、「ああ、こいつこの車と心中するつもりなんだ」と思ってください。 ◯ファン…

土井さん、シビックへの乗り換えを検討する。

会社のスノーボード旅行における主力輸送機として活躍していた土井さんのスバル・インプレッサ WRX GDA、通称ドイプレッサがいよいよ限界を迎えつつあるという話を聞いたのは、世界がコロナショックに揺れ始めた2020年3月のことでした。 「部品がね、ないん…

コペンローブ、夏タイヤへ戻る。

冬タイヤから夏タイヤへの換装、最初こそオートバックスに3,000円ちょっと払って都度お願いしていましたが、作業予約が取れないことに業を煮やしてそのうち自分でやるようになりました。 ◇ コペンをはじめとする軽スポーツの利点は、「大抵の作業は自分でや…

コペンローブ、スタッドレスタイヤを履く。

2014年9月に納車されたコペンに初めてスタッドレスを履かせたのは、2016年冬のことでした。 ※湯沢ドライブで雪に塗れるコペン ◇ きっかけは会社退勤前の恒例、土井さんの席に集まってのダベリにおける「そういえば梁井くん冬はどっか行くの?」という一言で…

梁井、BMWに3シリーズを見に行く。その2。

※2016年当時のBMW3シリーズ(F30型)試乗記録です。 とある曇りの日、ディーラーにて。 「コペンの車検が切れるのは来年なので仮に買うとしても当分先だけれども、3シリーズが気になって見に来た」と伝えると、せっかくなのでと、営業さんが試乗を勧めてくれま…

梁井、BMWに3シリーズを見に行く。その1。

※2016年当時のBMW3シリーズ(F30型)試乗記録です。 3シリーズが好きです。 この好きは、ひとえにブランドイメージに寄るものが大きく、このとき試乗するまで3シリーズどころかBMWにも乗ったこともなかったのですが、それでもやっぱり好きです。一番の理由は、…

新山、シルビアのターボに乗る。その2。

首都高6号線から小菅、堀切ジャンクションを経由してC2に入り、湾岸道路を目指します。 即位礼正殿の儀の当日でC1が封鎖されており、交通量がどうかという心配していましたが、幸いなことにスッカスカです。こういう日はかえってみんな上を使わないのか。快…

新山、ターボのシルビアに乗る。その1。

何度か書き記している通り、地元の友人新山の愛車であるシルビアS15は、オーテックバージョンという比較的珍しいモデルです。 日産の特装車製造を手掛けるオーテックジャパンによるカスタムモデルで、車検証にも「GF-S15『改』」とバッチリ刻まれている、言…

新山、シルビアからの乗り換えを検討する。

北海道から帰って1ヶ月ほど経ったある日。「暇ですか」とのメールに応じて新山氏の実家まで出向くと、庭が上記の写真の状態でした。 「何ですかこれ」 「笑’s・コンパクト焚き火グリル・B6君。焚き火台だね」 当時まだゆるキャン△がアニメ化されていない、20…