先日コペンの屋根が開かなくなりました。
半泣きになりながら何とかその場で直すことができたので、事の経緯を記録しておきます。同様のトラブルが起こった人がすぐに対処できますよう…。
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コペンローブのトランク、人に見せると「こんな広いの!?」と驚かれることが多いです。奥行900mm、横幅750mm~1300mm、深さ350mm~ 400mm。
アンサンブル時代、クラシックギターのハードケースがマックス三本分入りました。自分用のアコギとクラギと先輩のギターを載っけて、地方から練習に来る先輩を東京駅まで送り迎えしていたことが懐かしいです。便利すぎる。
普段は意地でも屋根を開ける為に(多くのオープンカー同様、コペンもルーフはトランクに収納される)、トランクにはブランケット、折りたたみ椅子、ウィンドウカバーくらいしか入れてないのですが、最近は雨も多いので、トランクに荷物を満載して出かけることが多かったです。
そんなある日、ギターのハードケースをコペンのトランクに放り込んだ際、「パキッ」と音がしてスプリングが一本ポロリと落ちてきました。
※トランクに積載されたJames Tyler Classic君と、鎌倉シャツの袋に満載された交換用のパーツ一式。
「マジかー」とは思ったものの、あんまり時間もなかったこともあり、我ながら信じがたいことにこのときは深く考えずそのまま出発してしまいました。生来の危機感の足りていない性格がよく現れています。
で、夜。用事を済ませ、雨も上がったのでコペンをコンビニに停め、「久しぶりに夜風のオープンドライブと行きますかー」とオープンスイッチを押したところ、うんともすんとも言いません。
即出発前のスプリングに思い当たり、慌ててトランクをオープン。半泣き状態でハードケースが接触したと思しき場所を確認したところ、反対側についているパーツが明らかに欠落してます。
※奥にスイッチらしき突起が見える
合わせて再度トランクを漁り、スイッチを押すものと思われるプラスチックパーツを無事発見。どうもこのパーツとスプリングでスイッチが押され、『トランクが閉まっている状態』と感知する仕組みになっているものと思われます。
※パーツを嵌め込む
修復完了。この状態でトランクにを閉めたところ、無事オープン機構が作動。屋根を開けることが出来ました。思いのほか単純な仕組みなんですねこれ…。
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機械的な機構はわりと仕組みがシンプルなものが多いので助かりました。今回は単純も単純な部分でしたが、今後もなるべく自分で触れるもんは増やしていきたいと思います。
徐々に友人勢にオープンカー志向が感染してきまして、先日友人がAMG SLK55を買うという暴挙を敢行していました。大排気量、トルクお化けのオープンカー、長距離もこなせていいですよね…。