コペンローブ、富士五湖の西湖に行く。
2017年10月8日(日)、3連休の中日。富士五湖の1つである西湖へツーリングキャンプに行ってきました。
ゆるキャン△のアニメが放送される2ヶ月前の話です。
今回のツーリングの目的は、新山さんと新バイクとキャンプ新兵器の導入テストであります。
ホンダ・MC25・XELVIS(ゼルビス)。
当人が「バイクを降りようと思って」と話していたのが2016年9月の話ですが、そこからまさか乗り換えに走るとは思ってもいませんでした。一体何がどうしたのか訊いたところ、「近所のバイク屋にいきなり中古で入荷してまして」とのこと。シルビアのときと同じパターンです。
「250ccのツアラー。言ってしまえば珍車でさ、当時こういうコンセプトのバイクあんまりなかったんだよ。まさかこんなタイミングで出会うとは…」
以前乗っていたCB400SSより排気量は落ちますが、ホイールベースが長くカウルも付いてるので高速が楽だそうです。
こいつの試運転と、後述するキャンプ用品の新導入テストも兼ねて、コペンとゼルビスでキャンプに行くことにしました。目的地はたしか「水辺でキャンプがしたい」という理由で私が決めた覚えがあります。新山さんは基本渋滞のする西方面への遠出を好まないので…。
◇
圏央道を使ったにも関わらず結構な渋滞に巻き込まれてしまい、八王子ジャンクションの手前にて、バイクの新山さんにハンドサインで先に行けと合図。結局私は30分程遅れての到着となりました。
福住オートキャンプ場に到着。
お隣さんはジープ乗りのご家族で、鉈で薪割りをするイカツイおじさんと、超きれいなおねーさんと、幼稚園くらいの娘さんでした。挨拶を済ませて設営します。
すぐ隣の温泉『いずみの湯』でさっぱりし、コンビニ(近くにないのでコペンで5〜10分程移動します)で適当に食料を買い込み、早々に宴を開始しました。
野菜を適当に塩胡椒で炒めるだけで十分うまいです。この頃からキャンプで食事にこだわらなくなりました。外で食えば大体何食ってもうまいので…。
「何これ?」
「パイルドライバー」
今回の新兵器その1。スノーピーク製、地面打ち込み式の一本型のランタンスタンドだそうです。
「いいよこれ。名前のインパクトで買ったんだけど、打ち込むだけで支え脚がないから場所取らないし。灯りが頭上にあると、全体照らしてくれるから一気に明るくなるよね」
「これは?」
「ガスランタン。新兵器その2。同じくスノーピークのやつ。電気のが明るいんだけど、光が柔らかくていいなと。焚き火しないときの代わりになるかなと思って」
してるけどね焚き火。ただこれ、たしかにふらりと出かけたツーリング先で落ち着きたいときに、車やバイクに放り込んでおくと良さそうです。火が揺らめいているのはやっぱり電気より落ち着きますね。
焼いた肉をビールでかっ喰らいながら、次は冬に行こうと話します。「虫もいないし、空気も澄んでるし星もよく見えるし、寒さ対策さえしっかりしてれば、冬キャンプかなりいいよ」と新山さん。笑'sの焚き火台購入といい、完全に時代を先取りしています。
実際年明け早々、群馬県玉村町に冬キャンプに行くことになるのですが、これが結構良かったです。激寒でしたが。
その後アニメ放送され、話題になり始めたゆるキャンを私が知ったのが2月頃。「女子高生が冬キャンプするアニメが始まった」と私から新山に共有したところ案の定2人してどハマりし、私は夏に聖地巡礼に勤しむことになります。
今思えばここも名所・本栖湖のすぐ近くですね…。
いつもの出前一丁ごまラー油ウィンナー入り。最初に買ったクッカーが、インスタントラーメン対応の四角いタイプだったせいで、完全にこれが主食になってしまいました。
おやすみなさい。
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6:00頃起床。私にしてはえらい早起きです。湖畔の夜明けが何ともきれいです。
朝露に濡れるコペン君。
朝食のカップラーメン。
コーヒーでのんびり一服し、小一時間だらだらと時間を潰してから撤収作業を開始。9:00頃にキャンプ場を発ちます。
帰りは下道でのんびり行くことにし、山中湖を経由して国道413号、道志みちを走ることにしました。
道の駅どうしで昼食。富士河口湖町からここまで最高に気持ちのいい快走路でした。
洗車完了までがキャンプです。
◇
前述の通り、完全にキャンプブームに突入していた状態から、群馬冬キャンプ、利根川ゆうゆう公園デイキャンプ、ゆるキャンアニメ視聴を経て、ゆるキャン熱が爆発。2018年の夏休み旅行は聖地巡礼ツーリングに決定するに至りました。
続きます。