ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

録音後記『Laughin’ / hurryharryhurry』

ビートメイクシリーズ3曲目。ミドルテンポのダンスチューンです。

 

前曲の反動からか今回はギターを弾きまくってます。初めてミュートロンを使いまして、トムミッシュごっこが捗っています。

 

 
2020年10月11日録音(ただし元ネタは7月31日に録音済み)。ライン録り。インターフェースはFocusrite Scarlett 2i2。シミュレーターソフトはBIAS FX2。
 
ギターはフェンダーストラトキャスター。ベースはCoolZのジャズベースタイプ。ドラムはAbleton Live内蔵のTR707シミュレータ。シンセもAbleton Liveのやつです。Mariaと同じ組み合わせですね。
 
一番のお気に入りは1:50の『ギュオン!』音です。前半ソロのミュートロンのコードストロークと、後半ソロの歪みのグリッサンドが重なって何とも不思議な音が出てしまいました。かっこいい。

 

f:id:hurryharryhurryblog:20201012031151j:image

 

写真は大洗アクアワールドのクラゲです。深めの青の動画をストレージから探したところ、クラゲが目に留まったので採用。水族館は動画素材の宝庫だと思う。

 


f:id:hurryharryhurryblog:20201012031155p:image

 

今回も7トラック使いました。Live Liteは8トラックがリミットなので最近はギリギリ使い切るか否かです。

 

ラストのソロんところでもう1トラックくらい使い、ロングトーンのシンセでも入れればよかったかなとも思いますが、私の性格上、使用トラック数が無制限になるとアレンジ迷子になる可能性の方が高いので足りないくらいがいいんだと思います。トラック数より展開とアレンジセンスで何とかしたい(出来ない)。


f:id:hurryharryhurryblog:20201012031158p:image

 

録音のたびに何かしらやったことないことをやろうとは思ってるのですが、今回のポイントはギターにミュートロンを使ったことです。

 

アナログエフェクターでは持っていなかったんですが、John Mayerやら、何よりTom Misch御大がギターソロでやたらと多用するのでずっと気になっていました。

 

上記の写真は録音時の設定です。もうちょっとワウワウさせたかったので、また使うときに設定はあれこれいじっていきたい。リバーブなどの空間系はともかくとして、『聴かせたいモジュレーションエフェクトは自分の感覚より強めにかけた方がいい』は最近感じます。極力クリーン寄りにしてしまって中途半端になる。


f:id:hurryharryhurryblog:20201012031147p:image

 

ミックスが未だによくわかりません。トラック数が多いと、クリップを抑えようとしてどうしても音圧が弱くなるんですよね。現状の解決策として、Live内蔵のミックス用エフェクトをかけちゃいるんですが、もうちょっとイコライザーで飛び出てる帯域を潰さないといけないんだろうなとは思ってます。ただ、Live LiteはAbletonユーザー御用達のEQ Eightがないんだよな…。

 

f:id:hurryharryhurryblog:20201012202134j:image

 

ベースは1:50手前のブレイク時の、決めフレーズが気に入ってます。やっと頭に浮かんだフレーズがそのまま弾けるようになってきた…。

 

シンセはメインリフがReverberantというやつで、和音でフレーズを弾くと高域がキラキラして、ディスコ感が出たので使用しました。気に入ってます。

 

裏でなってるアルペジオはMaria同様、Marimbaをアルペジエーターで鳴らしたものです。困ったらアルペジエーターを使えば何とかなると思っている節があります。便利です。次回はZazenのAsobiみたいにもうちょっと主張の強い音で使いたいな…。