『打ち込みにも慣れてきたので全部自分で弾いてみようシリーズ』2曲目です。ギターよりも鍵盤系が強い曲にと相成りました。
シンセパッドとアルペジエーターが活躍してます。
2020年8月13日録音。ライン録り。インターフェースはFocusrite Scarlett 2i2。シミュレーターソフトはBIAS FX2。
鍵盤に慣れようと適当に弾いていたら転調ありのコードループが出来たので、それに合うリズム、ベースを16小節単位で試案。ギターも弾きましたが、後半は「これならいっそ打ち込みに振り切ろう」と単音カッティングに留め、ずっと使ってみたかったとアルペジエーターを後半にねじ込んで何とかビートに仕上げ切りました。
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使った音色はこいつらです。
コードループがCelestial Pad。アルペジエーターの音がBright Marimba。最後の16小節でうっすら鳴っている謎メロはCanadian Boards。
最後のは「Boards of Canadaじゃん」と思って鳴らしてみたところ、好きな音だったのでそのまま使いました。アタックが弱い音なのでメロディーで使うのに苦戦しましたが…。
アルペジエーターはMIDIキーボードにも機能が付いてはいましたが、ソフト上のが制御しやすそうだと思い、Live内蔵の方を選択。当然っちゃ当然ですが、ソフト上ならテンポ同期も出来るので大層使いやすかったです。
アップ式にして、慣れない鍵盤で5音か6音を頑張って抑え、気分で1音抜いたり増やしたりしてパターンを作りました。結構気に入っています。
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ギターは、インターフェースの手前にSweet Honey Overdriveをかましてます。Tylerの場合は比較的クッキリハッキリした音になるので直挿しにしてBias上でブーストしますが、Fenderの場合はちょっと濁した方が良い音で録れるような気がしてこうしてます。どちらかというと気分の問題です。
ベースは、リアを絞ってフロント寄りにし、トーンをちょい絞りしました。そのせいなのか何なのか、車で聴くと低音がボーボー震えます。
ベースラインは結構悩みまして。あーだーこーだ悩んだ挙句、前半はパワーコード押さえでのルート、5度、オクターブ弾き。最後4小節は適当なフレーズで逃げ切りました。ベースのパワーコード押さえ、結構好きです。
前回のビートがずーっとコード進行が同じだったので、今回はせめて転調くらいしようと思い、出て来たのがシンセのコードループです。リズムもソロが入る前と後では変えてます。「少しでも曲っぽくならないか」という足掻きが見えます。ベースとリズムは引き出しが少ないので、展開させるとフレーズが出てこなくなるんですよね…。次のビートは展開くらい付けてやりたいところ。
好きなメイドさんの生誕が今日なので勝手に気合を入れて作ってました。シンセとアルペジエーターがメインのビートです
— 梁井 (@hurryharryhurry) 2020年8月12日
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今回のタイトルは、事もあろうか私がよく行くメイド喫茶の店員さんです。
おれたちのホーム、ハニーハニー秋葉原店の、まりあちゃんことまりあんぬ。ハニハニの友人と「最近ビートメイクにハマってる」と話していたところ「全部メイドさんの名前つければいいんじゃない?」などという妄言をいただきまして、それを私が本気にし使わせていただきました。まりあんぬ可愛いよまりあんぬ。
上記の写真はメイドさんカクテルのまりあちゃんバージョン。ピーチ入りでまいうーです。