9:00頃起床。お世話になったHATCHi金沢を出発し、鳥取砂丘に向かいます。
HATCHi金沢、超良い宿でした。シェアホテルでありながらハイパーきれいで、食事もできるし何ならバーも付いてる。金沢に行くならまたここに泊まりたいものです。
この日の旅程です。
北陸自動車道から敦賀ジャンクション(福井県)経由で、舞鶴若狭自動車道へ。続いて、綾部ジャンクション(京都府)経由で京都縦貫自動車道へ。
天橋立に立ち寄り、城崎温泉を抜けて、但馬漁火ラインで日本海側を走り、鳥取砂丘を目指します。距離にして大体350km。
旅行の醍醐味とは観光よりも食事よりも走行中の景観だと考えている私ですが、この日は不思議と、道中どういう経路だったのか、どういう景観だったのか、いまいち覚えていません。何故かは不明です。距離も走ったし、景色もいろいろと面白かったはずなんですが…。
前半ひたすら高速道路だったせいか。炎天下の中、ぶっ通しのオープン走行で頭が茹って記憶が消されたのか。ともあれ、この日の分は僅かながらに立ち寄った場所だけ書き記して、鳥取砂丘とキャンプの記録に振り切ることにします。
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天橋立通過。駐車場がアホ高かったのと、のんびりしてるとキャンプ場着く頃に日が暮れてしまうので今回は遠くから景観眺めただけでスルーします
— 梁井 (@hurryharryhurry) 2017年8月21日
天橋立(あまのはしだて・京都府宮津市)。湾を南北に走る砂州です。ラブひなにこんな場所があったような…。
古事記におけるイザナギとイザナミの国産み神話の舞台と言われていて、この上から天の瓊矛(あまのぬぼこ)を海にぶっ刺してかき回し、引き抜いて持ち上げたときに垂れた潮から島が生まれたと言います。その後、国産みで最初に作られたのが淡路島だとか。京都の西側からすると結構距離があるのになあと、国産みの神話を聞くたびに毎回思います。
のんびり観光したかったのですが、思いの外混んでいたことと、駐車場がどこも良い値段をしていたのでスルー。この時点で14:00を回っており、おちおちしているとキャンプ場に着く前に日が暮れてしまうので先を急ぎます。
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この頃になると日没までに辿り着けるか本気で心配になってきたので、「さっと車を停めて写真だけ撮ってすぐに発進する」という観光も何もない立ち寄り方でしたが、古さと風情を感じる、心惹かれる温泉街でした。
どうも開湯伝説が舒明天皇時代の629年まで遡る説があるらしく、結構な歴史のある温泉です。どうもギターや嗜好品と同じで「古ければ強い」と思っている節があるので、発祥の古い場所や事柄には気持ちが上がります。ここもまた行ってみたい。
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18:00過ぎ。無事に到着しました。
本日のお宿は鳥取砂丘すぐそば、柳茶屋キャンプ場です。無料ですが、隣接するサイクリングターミナル『砂丘の家』で利用申込書に記帳する必要があります。
設営完了。真夏で日が長いおかげで助かりました。もう遅いので砂丘の散策は明日に持ち越し、鳥取駅前の銭湯で風呂を済ませ、夕飯の材料を買い出しをして宴を開始します。
500ml缶行かせていただきます(3本買ってる)。
ウィンナーと椎茸。椎茸は石づきも焼いていただきます。
これが楽しみで1日走り通したようなもん。
Boards of CanadaのThe Campfire Headphase聴いてチルアウトしながらビールをかっ喰らいます。焚き火の熾火眺めるのが好きなんですよね。
続きます。