某年8月、夏。
かねてよりの悲願だった『九州最南端自走到達ドライブ』を敢行いたしました。
※出発点の秋葉原UDX地下駐車場
最北端と最東端は2016年の北海道旅行でクリア済み。最西端、長崎県佐世保市の神崎花公園は未クリアですが、ツーリング野郎からすると重要度が高いのは、基本北と南です(というより果て感が味わえるかどうか。総じて南北、特に北の方が果て感が強い)。
九州は縁があってよく行くエリアなんですが、福岡大分より南っ側は、今まで足を踏み入れたことがありません。実績解除の為に「次遠出するなら鹿児島の先っちょだなー」とずっと思っちゃいたのですが、いかんせん死ぬほど遠いので踏ん切りが付かないままでした。
が。兎にも角にも世の中が変わってしまった某年。「コペンで端っこにいくシリーズは、今行っとかないといつ不可能になってもおかしくない」との焦りが生じまして。諸々悩みはしましたが、コペンが健在で休みも無事取れ、世論も政情も緩和されたこのタイミングしかないと判断。鹿児島の先っちょまでコペンで突撃することに決めました。
◇
出発前の秋葉原で牛すじチャーハンが目に入り、突撃。激ウマでした。
単品にしようと思ってたのに店に入るとセットを頼んでしまう意志の弱さと欲望の強さ。
UDXに戻り、神保町のガソスタでフル給油、代官町インターからC1に乗り、地獄の片道1,500kmドライブを無事スタートさせました。
辿り着くだけで3日、3回フル給油が必要という。意思が弱ると引き返すことにもなりかねないので気合いを入れて出発します。
◇
16:30、新東名の清水サービスエリア。空模様が不穏ですが何とかもってくれてます。
ヤマハ製と思われる謎のビーグル。
湾岸ミッドナイトC1ランナー、荒井さんの言葉を守って端っこに停まるコペン。意図を守っているというよりツーリング始まりのおまじないみたいなもんです。走りの目的を間違えてはいけない。
19:00、刈谷パーキングエリア到着。東京から西側に向かうと大体ここが休憩地点になるドライバーは私だけではあるまいて…。
売店に山積みされていた、博多名物鶏皮揚げ。なぜこれが名古屋に売っているのかは不明ですが、好物なので速攻で購入。博多限定品じゃなかったことがわかったのは収穫でした。
刈谷で初日の夕飯をいただきます。うな丼ときしめんセット。旅行中はいつも以上に炭水化物を取りたくなるのは何なんだろうか…。思えば昼もラーメンチャーハンだった。まいうーです。
◇
できれば初日のうちに山陽道には入っておきたかったんですが、大阪が限界でした。23:00ちょいに西宮名塩サービスエリアに到着。歯を磨いてコペンの運転席で就寝と相成りました。
翌朝早々に給油した結果の初日燃費。優秀です。問題はこれでまだ往路の1/3しか走っていないことです。あと1,000kmある。
続きます。