ー ORDINARY ー

※ 登場人物はすべてフィクションです。車と楽器とフィクションに塗れた会社員の日常を、のんべんだらりと書き綴っています。

デジタル一眼レフカメラ『PENTAX K-S1』

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コペンを買った2014年の暮れ、「出先でバシャバシャ写真を撮りたいな」と思い、衝動的にデジタル一眼レフカメラPENTAX K-S1を買いました。

 

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結果的に旅行先というより近場をふらつくときのスナップ用になってはいますが、気に入っています。用事のないときにカメラを持って徒歩で徘徊することが増えました。

 

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旅行先はどちらかというとスマホでさっと撮るに留めて、デジタル一眼でしっかり撮るのは都内が多い気がします。東京は独特な景観が多くて歩いていて飽きません。

K-S1にした理由は、①デザインがカジュアルで、②小さくて軽く、③ペンタックスだったからです。

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2014年の発売直後だったこともあって、ヨドバシでガンガンに売り出されているのが目に入ったのですが、この白いボディーカラーがポップで惹かれました。カジュアルですよね。カメラにありがちなゴツゴツ感がなくて、素人にとっちゃ取っつき易くて手に取ってしまいました。

カラーバリエーションも豊富で、結構売れるんじゃないかなと思いきや、2021年現在中古市場では滅多に見かけず、ネットでもレビューをあまり見かけません。

それならば手前でレビューしてしまおう!と思い至ったのが本記事の引き金です。もし中古で見つけて気になってる方、エントリー機やサブ機としては最適だと思いますので買いましょう(圧)。十分な性能ですし、唯一足りないWi-Fi通信機能はSDカードリーダーを買えば補えます。

防塵防滴機能がない点は、雪山に登ったり砂漠を横断することでもない限り、そんなエクストリームな環境で使うことはほぼないと割り切った方がいいと思います。

軽さについては、本体重量498g。K-70の628gと持ち比べても明らかに軽いです。最初の一眼レフとしては持ちやすくて良かったなと思います。

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ペンタックスだから、という理由については、完全に直感です。ブランド名の気の抜けた語感とビジュアルが気に入りました。

緑の発色が良く、総じて防塵防滴性能が高い(K-S1は付いてないですが)ことから持ち歩きに適していることも決め手になりました。

とあるモデルさんから「ペンタキシアンには変態マゾが多いよ」と言われたことが今でも耳の奥で響いています。どんな情報源だ。

 

以降、シチュエーションごとの作例です。

 

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適当な出先スナップがこんな感じです。全部キットレンズのDA L18-55mm F3.5-5.6AL。オートフォーカスが遅くモーター音がぎゃーぎゃーうるさいとあまり評判の良くないレンズですが、使っていて不満は全くないです。

 

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スナップに近いですが車を撮ることが多いです。パーツを切り出して撮るのが楽しい。

 

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↑モデル:雲丹さん

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ポートレート。人を撮るときと、極端に暗い場所のときだけDA 35mmF2.4ALを使います。キットレンズに単焦点の明るいレンズが1つあればわりとどうとでもなると最近思います。

 

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景色。超広角がほしいなあと思うこともありますが、後で見返すと大体焦点距離20〜55mmで撮っており、キットレンズで十分やんけ!となってます。

取り立て不満なく使い続けていたK-S1ですが、足りない機能といえば前述の通り、Wi-Fiによるデータ転送機能と防塵防滴ボディーです。

撮った写真をアップするのに、一旦家に帰ってSDカードを読み込む必要があります。これに関してはカードリーダーを買ってきてスマホで読み込めばいいんですが、それだけの為に数千円かかるのもなあ、と買い損ねていました。エフェクターなら数千円とか「格安じゃん!」と試奏もせずに飛びつくのにね…。

防塵防滴も、だんだんカメラにハマってくると、アウトドアにガンガン持ち出したり雨の中で撮ってみたりがしたくはなります。

これも、K-S1で不具合が出たということはないので、普通に使ってる分には何の問題もないんでしょうから、どちらかというと浪漫と安心感の問題です。大人になると大排気量車に乗りたくなるのに近しい動機だと思います。

 

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暗所の手持ちでも思いの外しっかり写ってくれるK-S1にとりたて不満もないまま6年が経過。

上記理由とカメラ熱の再燃と、付属キットレンズのあまりの優秀さから、2021年の夏、私はK-70を買い足すことになりますが、K-S1もサブ機として通勤リュックの中に放り込んであります。仕事帰りに撮りたくなったらサラリと撮れるのが嬉しい。

 

続きます(作例)。